2011-01-01から1年間の記事一覧

丸山ワクチンの体験談より

この3年間このブログを見ているという方からの初めてのコメントを頂きました。私と同じ上咽頭癌の宣告を受けたのは8年前とのことです。 私は年齢83歳、男性、8年前地元大学病院耳鼻科で「上咽頭癌」の告示を受けました。病名は扁平上皮癌、未分化型、T1N0,S…

年末の作業

昨晩も鼻詰まりで夜中3時ごろに目が覚めた。夜中だけに不安が増幅させられる。今日の体調は良いと思った次の日はたいがい悪いと感じる日で、治ったかもと感じる日もある一方でもうだめだと感じる日もある。交感神経と副交感神経。明るい昼間に対して暗い闇夜…

入川保則さん、安らかにお眠りください

クリスマスが終ったことで、さらに玄米菜食の道を極めたいと思います。延命治療を拒否していた俳優の入川保則さんが亡くなられた。72才でした。延命治療とは主に抗がん剤での治療をさすものと思われます。抗がん剤での治療を選択するとどれだけの延命が期待…

メリークリスマス

我が息子の晴れの結婚式の日に出された松坂牛のステーキも食べずに我慢したのに、昨日はフライドチキンを食べました。この日だけのクリスチャン。このブログに来られた方々だけに、特に神さまのご加護がありますようにお祈りします。 順境の日は楽しみ、逆境…

頭頸部癌におけるOK-432の治療効果

癌免疫療法剤OK-432は、いわゆる「非特異的免疫療法剤」の範疇に入り、「オールド BRM」とも呼称されるが、最近の自然免疫研究の発展に伴い、OK-432が樹状細胞の成熟化を含む自然免疫系の活性化を介して癌抗原特異的CTLを誘導する事が明らかになり、その特異…

バイブル本

ガンを患ってからの私にとってのバイブルは、丸山千里著「丸山ワクチンーがんを追いつめる」と、石原結實著「ガンにならない食べ方、生き方」です。時おり読み返して気持ちを新たにしています。なぜガンになったのだろうかと常に自問自答する毎日。欧米型の…

どうでもいいや症候群

最近の悩みは鼻が詰まりやすくなって夜中に眼を覚ますこと。口で呼吸をしているようで口の中が乾燥している。それをむりに鼻で呼吸をしようとがんばるから余計に眠れなくなる。上咽頭ガン。そのまま起きだすので日中は睡眠不足気味。ささいな悩み。どうでも…

抗がん剤は毒そのもの

抗がん剤は毒だ、医師は金儲けのためにその毒を注射する。医療評論家の船○俊介さんが主張するのは単純明快。でも患者を殺してしまっては、それ以上に儲けることはできません。金儲けのためだけなら、毒にも薬にもならない薬を投与するほうがもっと儲かるはず…

70すぎたら、がんはほおっておけ

週刊現代の記事。全国民必読とあります。治せるものなら治したほうがいい。こう考えるのが普通だが、治療することで逆に苦しい思いをし、寿命を縮めることもある。がんは、70歳をすぎたら恐れるものではない。 現在78歳の新赤坂クリニックの松木院長の話。「…

医師との絆

鈴鹿で健康サロンを経営していた女性が殺害されたというニュース。結局は、犯人は金に困った知人の男性で、女性がいつも多額の現金を持っていることを知っていたことから犯行におよんだようです。さらに地元の新聞によると、ご亭主は62歳、半年ほど前にガン…

丸山ワクチンの症例4.5.6.7.8

症例 4 75歳の男性は難治性の上顎ガンと診断された。昭和51年11月に名古屋大学耳鼻科で組織検査を受け上顎ガンと診断された。手術を行うことが決定し、病床があくのを待っている間に、腫瘍はピンポン大となり、悪化が認められたため藤が丘医療センターの渡辺…

丸山ワクチンの症例1.2.3

1974年10月24日、イタリアはフローレンスの市会議事堂で、国際ガン学会の免疫療法に関する分科会が開かれた。ここで丸山千里医師は8つの症例を発表した。 症例 1 昭和45年9月7日、九大医学部第一外科で、78歳の男性は結腸ガンの転移による肺ガン(腺ガン)と…

なぜ丸山ワクチンは認可されなかったのか?

抗悪性腫瘍剤調査会は、昭和56年7月10日、「丸山ワクチンについて現在提出されている資料を見たところでは、これが患者の治療に有効である、つまり十分に延命効果があるという確証を得ることはできません」という内容の結論を公表しました。 調査会は東海…

高血糖はガン細胞の増殖と転移を促進する

甘いものを食べない、穀物は精製度の低いものを選ぶというのがガン予防の食生活の基本だとあります。したがって白米よりも玄米、食パンでは全粒粉パンもしくはライ麦パン、うどんよりもソバを選択すべきです。精製度の低い穀物は、ビタミンやミネラルが豊富…

ガンと闘う患者、家族、患者を支える人へ

医療情報資源としての闘病記。「闘病記文庫入門」という本を読みました。内容は全国の図書館に闘病記文庫を設置する活動を行っているグループがあって、本にはその活動内容と闘病記のリストが載せられてあります。数多い難病のなかでも一番に闘病記の数が多…

症例報告

末期のガン患者さん。74歳の女性、胃ガン、ガン性腹膜炎も認められている状態。開腹してみたところ、胃の出口のところにおおきなこぶし大の腫瘤があり、胃切除が不可との判断から、空腸瘻を作って腹部は閉じられた。手術後より46日間、毎日1回丸山ワクチンを…

ちょっと微妙な体調

昨日は朝というか夜中というか2時に目が覚めました。それから布団の中で、浅い眠りで、とうとう4時ごろには起き上がりました。それは鼻が詰まって呼吸が苦しいからです。腫瘍が大きくなって鼻からの呼吸がちょっと困難になっているのは間違いありません。粘…

立川雲黒斎家元勝手居士

つい先日、落語家の立川談志さんが亡くなれたとのこと。75歳、10年ほど前に初期の食道ガンを発症したことでガンとの付き合いが始まった。最終的には喉頭ガン。食べたいのに食べることができない、つらいだろうと感じる食道ガン。新聞には食道ガン手術後の写…

抗がん剤はなぜ高価なのか

ガン患者さんの体験談やブログを読んでいつも気になるのが、お金に関しての話題があまり載せられていないこと。日本で使われている主な抗がん剤は20種類ほど。新しい薬ほど効果があるのか、高価のようです。リュープリンは1バイアル4万6千円。カルポプラチン…

昨日の梅澤充医師のブログ

昨日の梅澤充医師のブログには、イレッサの裁判に関しての主張が載せられてありました。その内容は、イレッサ裁判で中心的な役割を果たしている遺族と直接に話をする機会があって、裁判への認識を改めたというものでした。 原告団はドラッグラグの解消、新薬…

丸山ワクチンとコラーゲン

倉敷にある川崎医科大学の木本哲夫博士が丸山ワクチンに興味をもち、研究を始めた当初は、ガンとリンパ球の関連を主体に丸山ワクチンを用いて実験をおこなっていた。しかし、この組み合わせでは丸山ワクチンでガン細胞を殺すような免疫現象は認められなかっ…

日本の検査水準をふと思う

日本のCT(コンピューター断層撮影装置)普及率は人口100万人に対して63.7台で、アメリカの26.2台、ドイツの17.2台、イギリスの6.0台に比べると格段に高いようです。高額な装置のもとをとるためにはCTの稼働率を上げなければなりません。ちょっとした病…

イレッサ裁判のニュースに感じたこと

昨日の新聞の第一面はイレッサ遺族・逆転敗訴のニュースでした。まったく、気分が悪くなるようなニュースです。肺ガンで死亡する人が年間6万人ほどで、厚生労働省の報告によると、そのうち今年9月現在までで、843人がイレッサ(ゲフィチニブ)副作用によって…

開運グッズ

ガンの宣告を受けたのが3年前の7月のことで、暑い夏が過ぎ、秋が来て、そのあとに冬が来て、半年後に春になった時には、ほとんどの冬服を処分しました。そのときも状態は悪くなかったけれど、5年生存率が60%のガン治療をも断わった身、来年の冬を再び迎える…

前回から6ヶ月目の診察日

昨日、セカンドオピニオンを受けた耳鼻科へ診察に出かけてきました。内視鏡を入れての診断の結果、あまりガンは大きくなっていないようです。鼻がつまっている原因は、やはり鼻風邪を引いたことが原因のようです。粘膜面が炎症を起こして、赤くなっていると…

体調悪化の予感

3日ほど前から、夜中に目が覚めるようになりました。鼻が詰まっているからです。口の中が乾燥しているので、気分がよくありません。だから、それからが寝付けません。したがって、日中はちょっと睡眠不足。花粉症の方々の気持ちがよく判ります。違う点、私…

丸山ワクチンにはエビデンスが存在しない?

ガン患者でもなさそうなひとが、丸山ワクチンには効果がないと論評しているブログに行き当たりました。エビデンスが足りていないと主張しています。考えれば当然のことです。すでに丸山千里博士が書いた丸山ワクチンに関する書籍は廃刊になっています。図書…

人のガンに効く丸山ワクチン

子宮ガン患者の肝転移病巣である。赤色がガン細胞で、生き生きとしている。丸山ワクチンを使用していたが、この部分には大きな変化はない。 ところが、同じ患者の肝転移病巣の別の部分を見たところ、ごま粒状のリンパ球がガン細胞(濃赤色)をズタズタに壊し…

楽老人になるための10か条

一、期待しない、無理をしない。⇒あるがままを喜ぶ。 二、油断しない、心配しない。⇒なるようになると覚悟をきめる。 三、問題の解決に執着しない。⇒「まあ、いいや」の精神を持つ。 四、メディアの美談を信じない。⇒美談その後を考える。 五、ぜいたくしな…

告知から3年と4ヶ月目の体調

私の上咽頭ガンは左の耳管のそばに発生しました。したがって症状は体の左側に集中しています。左側の鼻のつまりが厳しい状況にあります。左耳の聴力が半分ほどに低下しているのは半年ほど前からです。ガンは進行するにつれて、速度を増すといわれていますが…