2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

クリニックからの帰り道

先日出かけていった病院からの帰り道。南海電車から難波で乗り換えのさいに高島屋デパートの地下でうちへのおみやげを探していたところ、ゴディパの売り場の向かいあたりになにやら行列が・・・開店早々からの20名ほどの行列ですから、品物もよく確認せずに…

つらいのは自分だけじゃない

前にも書いたように、義母が入所している老健施設への見舞いというより、掃除や洗濯物をとりにでかけるのが日課のようになっています。テレビは要らない、雑誌か本がほしいというので次回に持っていくことを約束しました。それで、帰りがけに女性自身という…

○管内治療というもの

今おこなっている○管内治療というのはガンのある部位に通じている動脈へ高濃度の抗がん剤を流すというものです。高濃度といっても、流す量は点滴で抗がん剤治療をおこなう一回分の量の約半量ほどだとの説明を受けました。その上に、塞栓物質でその局所の動脈…

○管内治療を受けてきました

4回目になる○内治療を3泊4日で受けてきました。前回、シスプラチンとタキソテールを使った治療で少し症状が良くなったので(前回は1ヶ月ほどの効果しかありませんでしたが)、今回も同じ組み合わせです。流す血管もだいたい特定されているようで、手術時間も短…

どうでもいいことですが

兵庫県のある市民病院で33人のうちの15人の医師が自主退職したというニュースが流れていました。開業する為というのが理由だそうです。私が最初におかしいと感じて耳鼻科に出かけたときのことを思い出します。内視鏡で眺めたあと、ポリープのようなものがあ…

寒い日には花を咲かそうとせず地中に深く根を伸ばそう

最近の病状を経てつくづく感じたことは、遠い将来のことを思い悩むのを止めることです。夜、寝る前に考えるのは、明日のスケジュールだけにしようということ。でないと、精神が病んできそうです。このところ寒いので外に出かけたのは、義母の看護施設へ洗濯…

検査万能の時代

治療を受ける気があってこそ検査を受けるべき。そうすれば徐々に大きくなっているとしても治療を受けていないから当然だと悠然と構えていることができていたかも。その前に、検査を受けて、不安を感じながら毎日を過ごすことがガンの大きくなるのを助長して…

初めてのモルヒネ

吐き気などの体調は元に戻りつつありますが、患部あたり、眼の奥あたりからの痛みが続いているからか、今日は6時に目が覚めました。そこで、モルヒネを服用することにしました。かねてより処方されている用量、オキシコンチン錠10ミリ×1錠、それに便秘用の薬…

ちょっと回復

急に悪寒がして、吐き気と痛みが出てきて寝込んでしまいました。でも、一日寝たあとは少しずつ回復に向っています。食欲も少しでてきました。どこかで風邪をひらってきたようです。口の中の粘膜が乾燥しているので免疫力が低下しているのです。 もはやこれま…

死中に活を入れる

今日は5時に目が覚めました。左眼の奥が痛い。ボルタレンでは対応ができなくなってきたのかも。寒い日が続きます。最近はお風呂にしょうがを入れてあったまってから寝ると、ぐっする寝れていたのだが、しょうがは安価だ。 血管内治療を受けて1ヶ月ほどが経っ…

昨晩のテレビから

ガンで声を失った妻、夫への愛がおこした奇跡。 番組表の文字にすかさず反応、 テレビ番組に見入ってしまいました。 舌ガン、手術で声を失ったあと、 発声器を使って 声を取り戻したという内容でした。 その夫というのが寅さんのそっくりさん芸人で 原一平さ…

おまけの人生

テレビをつけるとアイススケートの大会が行なわれていました。浅田真央ちゃんが優勝しました。そこで、彼女の母親が若くしてつい最近に亡くなっていたことを思い出しました。だれの人生でも悪いことばかりが続くわけではない。ふりかえれば今までラッキーな…

ガンの宣告を受けたとき

ただやみくもに治療を断わったわけではなく、だれもが行なうことでしょうが、どういう選択肢があるのか十分に調べました。医学検索サイトも調べました。図書館へもでかけました。そして、おかれている立場、年齢、将来になにがやりたいのか、経済状態も考慮…

動物の医療について感じること

最近は動物医療も人間の医療の後追いになってきています。治療法がマニュアル化してきているのです。動物と人間の医療は違っていて当然で、それはたいていの動物の寿命は人より短いことも考慮にいれなければなりません。治らない病気に対しては治療を行わな…

捨てる作業

ようやく確定申告用紙に記入し終えて あとは2月16日以降に提出するだけ。 最後の確定申告。 とうとうこの日がやって来た。 病気という理由だけに 無念というか残念な思いがします。 まだ、やることがいっぱい残っている。 要らなくなったものを捨てるという…

葬儀のあり方を考える

毎日書く自分のブログがどうなっていのか確認すると、記事の後には必ず宣伝が載せられています。ブログを書くのは無料ですから、広告が金魚のふんのように貼り付けられるのも仕方がないことです。そして、最近は、ティアという葬儀会社の広告です。たぶん、…

40歳から僧侶に

パラメディカから本を注文したことは先日書いたとおりです。店主の星野さんが書いた著書の中で紹介されていた本を中心に5冊ほどを購入しました。なかでも「ガン封じ寺和尚の奮戦記―捨てて歩け」というタイトルの本には心を動かされました。著者はガンの宣告…

今日の天気みたいに

ひとのブログはあまり見たくないと思っていても ついつい、自分の将来がどうなるのか知りたくて つい覗き込んで、そして足跡まで残してしまう。 なんでしょう、この気持ち。なにをしたいのか? なんて、よくかあちゃんに言われてしまいます。 春を感じさせる…

他人のブログを拝見する

犬や猫、動物は精神力で病気をなおそうなどと思わない。 などと書きましたが、ストレスはガンや病気の進行に 大きく影響するとは思っています。その最大のストレスは痛みがあるということ 痛みを取り除いてやることで、食欲が増し 活動がうまれて、元気をと…

私が歩んできた道

いつの間にか人と違った考え方を感じるようになっていました。 それは、動物の医療に長年携わっていたからだと思います。 犬や猫、動物は精神力で病気を治そうなどと思わないことです。 つねに現状を受け入れ、自然の仕組みを受け入れる。 最後には天国へい…

朝が来ない夜はない

長渕毅ではないけど長い夜でした。 このままずっと頭痛と付き合うのかと思うと 気持ちがどんどん下降線をたどっていきます。 自分の気持ちがコントロールできないような たぶん、うつというのはこんな気分をさすのだろうか 心の病にはならないタイプだと思っ…

思い出すのは亡くなった友人のこと

10年ほど前に友人をガンで亡くしました。 食べ物が胃に入っていかないということで 病院にでかけると食道ガンとの診断で 緊急手術になったようです。 治療後は元気になって、よかったねと話を交わしたり それでも仕事に復帰することなく 1年半後ぐらいに旅立…

頭の髪の毛が抜けています

シスプラチンとタキソテールを併用した 血管内治療を受けてほぼ3週間が過ぎました。 治療を受ける前に主治医のあつし先生より、 髪の毛が抜ける。確実に毛が抜けると言われていました。 おととい、急にパソコン机の白いボードに抜け毛が おもむろに頭をさわ…

人の幸福に関わって自分も幸福になる

星野史雄さんは著書の中で、闘病者が書くという行為には次のような意味があると分析して、次の5つを挙げている。 1 苦悩の癒し 2 肉親や友人へのメッセージ 3 死の受容への道程としての自分史への旅 4 自分が生きたことの証の確認 5 同じ闘病者への助言と医…

がんになって考えたこと

今、読んでいるのが「闘病記専門書店店主が、がんになって考えたこと」というタイトルの本で、著者はパラメディカの店主、星野史雄さん。ちなみに星野さんが患ったガンは大腸ガン。そして、その前に奥様を44歳のときに乳がんから肺がん転移でなくされている…