丸山ワクチンにはエビデンスが存在しない?

ガン患者でもなさそうなひとが、丸山ワクチンには効果がないと論評しているブログに行き当たりました。エビデンスが足りていないと主張しています。考えれば当然のことです。すでに丸山千里博士が書いた丸山ワクチンに関する書籍は廃刊になっています。図書館に出かけても丸山ワクチンに関する書籍を目にすることは困難です。(倉庫の奥のほうには保存されているのでタイトルを言えばだしてくれるかもしれません) 丸山ワクチンを受けたいという患者が日本医科大学に出かけた際に、小冊子を渡してくれます。でも、ガンの宣告を受けた身、さらに丸山ワクチンを受けようと思った状況にあるのですから、どれだけ詳しく内容を読んでいるかもはなはだ疑問です。


こんな状況では、丸山ワクチンを試してみようというガン患者がこれから増えることは期待できません。先の批判的なブログには、こうも書いてありました。二重盲検比較試験をなぜ行なわないのかというもの。一歩、選択をまちがえれば死に直結するガン。医師がそんな実験を患者に対しておこなえるかどうか、まったくノー天気な考えだとおもわず笑ってしまいました。丸山ワクチンが話題になったときには、大勢の医師が関心を示し、効果を示す論文も発表されています。それが、エビデンスとして認定されなかったということ。今はもうエビデンスを新たに確認する作業をする時期ではないとも感じます。効果があるのであれば、試している患者が実証してくれることでしょう。


先日、テレビ番組を見ていると、丸山茂樹さんが登場していました。丸山ワクチンを作った丸山千里博士の息子さん、といってもかなりのお年寄り。各業界の疑問を探るという番組。出場していたのは音楽業界の仕組みを探る場面でした。2年ほど前に胃ガンをわずらい手術を受けたとのこと、その後は丸山ワクチンを併用していることで経過がよいとも報じられていました。テレビで見る限り、とても元気そうでした。


次回はガン治療の医療業界の裏側を放映してもらいたい。。。