前回から6ヶ月目の診察日

昨日、セカンドオピニオンを受けた耳鼻科へ診察に出かけてきました。内視鏡を入れての診断の結果、あまりガンは大きくなっていないようです。鼻がつまっている原因は、やはり鼻風邪を引いたことが原因のようです。粘膜面が炎症を起こして、赤くなっているとのことです。診察をしてくれたのは、最初の時から診てくれている女医さん。徐々に大きくなっていることは確かですが、経験からすれば信じられないほど進行が遅いと話してくれました。これが、丸山ワクチン効果なのでしょうか。まだまだ、もうすこし、経ってみないと判りません。


何も治療を受けない。ただ診察を受けるだけの患者。こんな患者に対応する医師のことを考えたりします。逆に申し訳ない気もしてきます。ともかく、状態が悪くないので、診察の間にあたりに漂う雰囲気も悪くありません。これからもこの雰囲気が続くことを祈るばかりです。告知から3年が経過した今の時点だけでも、丸山ワクチンを選択したことに後悔はありません。もっとも、丸山ワクチンを選択していなくとも、同じ経過だったかどうかはわかりません。いまさら、止めるという選択肢はありえません。できれば、本当に丸山ワクチンのせいで、進行が遅いのかどうかを、死後の病理組織検査で証明してもらいたいと思うのですが、はたして、それは可能になるかどうか判りません。見捨てられた治療法です。この先、何年、生き延びるか自体もわかっていないことです。


ガンは転移する病気。いきなり、骨転移などが判明したりすると、状況は一変することでしょう。神経、血管が侵されて、半身不随という状況を想像すると、とたんに不安が大きくなります。その場合であっても、丸山ワクチンだけを継続するという信念が持ち続けることが出来るかどうか、むずかしいところ。そのときには、もっと生きつづけたいという煩悩から、間違った選択をするかもしれません。 今日の日曜日、同じ獣医師である息子が結婚式を挙げます。うれしさが、さらに免疫力を高めてくれることでしょう。