2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

木本哲夫博士の研究

木本が初めて丸山ワクチンと出会ったのは、昭和54年ごろのことである。子宮ガンが肝臓に転移して死亡した50歳ぐらいの患者の病理組織標本を見ておどろいた。ガン巣にリンパ球が集まり、その部分のガン細胞がほとんど消失していたのだ。主治医に聞くと、「こ…

メラトニン

先の記事にコメントを頂いた。奥様が1年ほど前に乳癌と診断され、外科手術を受けたあと、抗癌剤・放射線は拒否、再発や転移予防のために代替療法を行っているという。人参ジュースや温熱療法(スマーティ)、ゲルソン療法、高濃度ビタミンC、水素水、メラト…

丸山千里博士の葬儀に

愛知県津島市にある浄土宗西山禅林寺派大龍寺の住職である加賀善康も、できればその日、葬儀に主席したいと考えた一人だ。昭和51年9月、次男の新が小児ガンを発病した。「神経芽細胞腫」との確定診断である。名古屋大学病院で脊髄の切開手術受けたが、ガン細…

質素な生活と高遠なる理想

俳優の原田芳雄さんが死去。71歳。心よりのご冥福をお祈りします。お亡くなりになる数日前の写真には衝撃を受けた。あんなにやせるものだろうかと思うくらい痩せてみえた。食欲がないのだろうか? 食べても栄養分がガンにとられるのだろうか? 主治医のコメ…

井口民樹著「愚徹のひと 丸山千里」より

丸山が人型結核菌をもとにワクチンを精製したのが第二次大戦のさなかの1944年(昭和19年)。これが結核患者だけでなく、ハンセン病患者の治療にも効果をあげた。ガン患者に使い始めたのが、昭和39年頃から。副作用のまったくないガン治療剤で、しかも著しい…

逝去の知らせ

ほぼ1年ぶりに織田孝一郎さんに電話をかけた。すると、電話に出られた家族の方から、今年1月にお亡くなりになったことを伝えられた。「がん難民の哀歓」という本の著者。昭和10年9月10日生まれ、早稲田大学第二政経学部卒。34年4月、北國新聞社入社、社会部…

困っているひと・・・おれも困っている

神様は克服できる試練だけを与える。こんな言葉を聞いたことがある。そして、この言葉は真実なのだろうか。経験的にいえば真実だ。いままで試練を乗り越えてきたから現在がある。でも、ガンの宣告を受けた。この場合の試練を乗り越えるのはちょっと難しい。 …

原子力―放射線―ガン治療へ思いがはせる

先日、日本の首相が将来的に原子力発電に依存しない社会にすると断言した。今回の事故が起きなくとも原子力の恐さはだれもが知っている。なけれはないほうが良いとだれもが感じている。方法論抜きにして結論だけを述べるところはまるで小学生の発言のようだ…

グリーフケア

死ぬことが免れないのであれば、痛みがなく、おだやかにあの世に旅立ちたい。まぁ、死んだあとは痛みも苦しみも感じることはない。しかし、その旅立つ人を見送る立場にある遺族などのなかには葬式のあとも長く苦しむひとがいるという。あの時、こうすれば良…

今日の新聞の人生相談欄から・・・

夫の浮気が発覚しました。その夫は今、がんで死期が近づいています。この浮気されたことによる私の苦しみをどうすればよいのでしょうかという質問が今日のよみうりの人生案内に載せられていた。回答欄の心療内科医は次のように答えていた。死を意識した瞬間…

丸山ワクチン、リアルな体験談

丸山千里著「丸山ワクチン」の中で紹介されている体験談のひとつ。患者は東京都板橋区赤塚在住の後藤茂さん。63歳の医師、医学博士。東京板橋区の医師会会長。舌ガン。 後藤博士は早くから丸山ワクチンに関心を寄せられ、42年頃から自分の患者にワクチンを使…

ハチミツ→東銀座→築地がんセンター

川島茂著「ハチミツの危ない話」によると、1954年、ローマ皇帝・ピストウス12世が老衰により危篤状態におちいった際、医師団の1人であったガレアジイ・リシーが、ロイヤルゼリーを与えてみたところ、皇帝はみるみる元気になったとあります。ロイヤルゼリー…

長寿蜜

ロイヤルゼリーとプロポリス入りのハチミツと書かれてあります。ハチミツやロイヤルゼリーにはパロチンが含まれている。働き蜂が花から採取した花の蜜を下咽頭腺の唾液に含まれる酵素と混ぜ合わされ、巣穴に持ち帰るまでに、一旦お腹のなかに蓄えられるから…

唾液腺のホルモン

丸山千里著「丸山ワクチン」という本に、文化勲章受賞者で、東大名誉教授の緒方知三郎博士の論文が紹介されていた。唾液腺内分泌に関する研究で学士院恩恵賞を受けた緒方博士が発見したのが唾液腺ホルモンのパロチンである。亡くなられる直前に出された論文…

ガン発見から3年目の夏

3年前にガンと告げられたときに治療を断わったのは、厳しいであろう治療を受けても5年生存率が60パーセントであると言われたからでもある。90%だったら治療を受け入れていたかもしれない。治療を受ける患者はだれしも、5年以内に亡くなる側になるとは考え…

あきらめこそが最大の敵

サーカスの象は1トンのものでも楽々と持ち上げれるのに、ちいさな木の杭につながれておとなしくしています。これは小さいときからビクともしない鉄の杭につながれていたから。そんな環境で育ってくると、繋がれているだけで、もうダメと諦めが先になるからで…