抗がん剤は毒そのもの

抗がん剤は毒だ、医師は金儲けのためにその毒を注射する。医療評論家の船○俊介さんが主張するのは単純明快。でも患者を殺してしまっては、それ以上に儲けることはできません。金儲けのためだけなら、毒にも薬にもならない薬を投与するほうがもっと儲かるはず。そんなことを感じたりします。


12月14日の読売新聞の医療ルネサンス。膀胱ガンに対して、抗がん剤(シスプラチン)を使う治療法が載せられていました。高濃度の抗がん剤を膀胱へ注入、その後、抗がん剤が全身に回らないように、膀胱からの静脈を人工透析装置に接続して抗がん剤を回収するというもの。100人以上に治療をおこなって約9割に再発がないとあります。すばらしい治療法。ところで、膀胱ガンに対しては結核予防に使われているBCGがガンの標準治療に加えられています。なぜ、同じような薬剤である丸山ワクチンが認められていないか不思議ですね。きっとBCG以上に効果があるでしょう。


緑内障の手術において、抗がん剤が使用されています。緑内障というのは排水路がつまって、眼の中に水がたまり過ぎて、視神経が圧迫を受け、電球の球が切れるがごとく視力が低下する病気です。新たに、近くの皮下へ排水路を作る手術が行われるのですが、手術後、しばらくするとその排水路は塞がってしまいます。傷口が治癒するのと同じことで当然のことです。手術の際に、その排水路のところに抗がん剤を1〜2分ほど接触させておくと、治癒反応がなくなってパイパスにずっと水が排出されるようになるのです。使われる抗がん剤はフルオロウラシルとマイトマイシン。ガン細胞だけに抗がん剤接触させることが出来れば、ガン治療はもっと前進することでしょう。これからは、直接、ガンに対して塗布するという使い方はもっと考えられても良いように感じます。