ガンと闘う患者、家族、患者を支える人へ

医療情報資源としての闘病記。「闘病記文庫入門」という本を読みました。内容は全国の図書館に闘病記文庫を設置する活動を行っているグループがあって、本にはその活動内容と闘病記のリストが載せられてあります。数多い難病のなかでも一番に闘病記の数が多いのが、当然のことですがガンという病気。様々なタイトルが考えられています。ガンの種類がすぐ判るもの、ちょっと詩的なもの、よく煉られてあると感じるもの、「がんになって、花になって、風になって」「マモ、天国の住所を教えて」「人工肛門の仲間たち」「おっぱいが2つほしい」などなど・・・。


ガン患者は自分の体験をムダにしたくないという気持ちがあります。闘病記を書いて、人に読んでもらうことで役に立ってほしいという気持ちが切々と伝わってきます。でも、まずは手にとって読んでもらわなければなりません。端的な言葉で、内容が理解できるタイトルを考えるのは難しいことです。私的に、これを読みたいと感じたタイトルの闘病記はこれでした。 「ガン封じ寺の和尚の死ぬに死ねないガン体験記」 どんな内容だろうと思わせるところがグッドですね。


調べてみるとインターネット上からも、闘病記のリストを探すことが出来ました。

   「闘病記ライブラリィ」



体調はというと、相変わらず口の中が乾燥しています。喉の奥のほうにしこりを感じます。 ガンの宣告を受けて3年と5ヶ月ほどになります。一日置きに丸山ワクチンだけを続けています。まだ、ガンが小さくなったとは感じられません。ぜひ生還者として、体験談を書きたいものです。