人の幸福に関わって自分も幸福になる

星野史雄さんは著書の中で、闘病者が書くという行為には次のような意味があると分析して、次の5つを挙げている。


1 苦悩の癒し
2 肉親や友人へのメッセージ
3 死の受容への道程としての自分史への旅
4 自分が生きたことの証の確認
5 同じ闘病者への助言と医療界への要望


これを最近の自身のブログを当てはめてみる。愚痴をさらすためはじめたブログではないのに、自分の選択したことへの言い訳ばかりになっている。人の幸福に関与することで自分も幸福になる。これは最近のテレビで言っていたこと。闘病記書店をたちあげた星野さんもそんなひとりだろう。では人の助けを必要とする私にもできることはないだろうか。


そして、星野さんの書店に、持っているガン関連の書籍を寄付したいとメールした。すると、すぐさま返事が返ってきた。ありがたく頂戴するという返事です。間接的にですが、他のガン患者さんの役に立つと想像すると、幸福感がわいてきました。ごく小さい行為に対して釣合いのとれない大きな幸福感です。ほかのがん患者さんもやってみればいかがでしょう。