HSP強化入浴法

温めると増える熱ショックたんぱく質、この物質が起こす不思議な現象を調べました。まだ青い状態のトマトを38℃の空間に入れて24時間温めてみました。温めずに常温に置いておいたトマトと比べると、温めなかったトマトが先に赤く熟しました。一方、温めたトマトは成長(老化)が遅れて熟すのも、シナシナになるのも遅くなりました。温めたおかげで長もち(老化防止)!同じくキャベツを50℃のお湯に2分つけると赤茶色に変色するのを抑える老化防止効果が。さらに熱ショックたんぱく質を卵白に混ぜ、熱湯に入れてみると…熱ショックたんぱく質を入れなかった方は3分ほどで固まりました。しかし、熱ショックたんぱく質を混ぜたものは3分たっても固まりませんでした。これらの現象を起こしているのが熱ショックたんぱく質。いわば「細胞を強化」することで老化や熱変性を防いでいるんです。(ためしてがってん より)



最近、励行しはじめたのがHSP強化入浴法。週のうち2回ほどこの入浴法にしている。HSPヒートショックプロテインとは熱で体内において産生される蛋白質のことで、破壊されたタンパク質の修復およびタンパク質変性の抑制機能を有し、修復が不可能であると判断されたタンパク質を分解する作用もあるといわれている。ガンを排除してくれるかも。ヒートショックプロテインは、通常の体温を2度ほどあげることによって、(体温が大体38度ぐらいになると)体内で作られる。40度のお風呂に20分ほどつかることで体温が38度ぐらいになるという。のぼせて倒れないように注意しつつ続けたいと考えています。


さら湯の場合、+1℃になるまでに13分、入浴剤を入れた場合、+1℃になるまでに9分半、炭酸が肌から吸収されると血管が広がってその分、温まりやすくなると考えられている。(伊藤要子准教授―愛知医科大学医学部)