医師を信じるには

多くのガン関連の書籍が書店に並んでいます。
どうしても変わったタイトルのほうが目につきます。
抗がん剤は転移促進剤」
「大往生したければ医療とかかわるな」
「患者よ、ガンと闘うな」 などなど


読者の心をひきつけようと苦労されているようです。
内容を読む前に確認する作業がひとつ、それは
それは裏ページにある著者の経歴欄をみること。
常識と違う内容であればあるほど経験値を知りたくなります。


ガンの宣告を受け、手術はできないと言われ、
放射線抗がん剤を併用する治療法しかないと言われ
その治療を選択したときの5年生存率が60%と告げられた。
「治療を受けなかったらどうなるのでしょう」
「それはわかりません」


治らなければ死が待ち構えているというのに、
必ずしも治ると限らない治療法を薦める。
それも、どれだけ経験を積んでいるのか、
どんな考えを持っているのか、分からない医師から
病院の受付にでも医師のプロフィールが紹介されていれば
治療を受け入れる気持ちになっていたかもしれませんね。