あの世まで財産は持っていく

死んだ人間にはお金は必要ないけど、残された家族がたべていくにはお金が必要。残された家族といってもかあちゃんだけ。わたしには家長としてかあちゃんを死んだ後もちゃんとやっていけるように扶養を考える義務があります。あの金子さんと一緒の気持ちやね。ただし、巣立ちしていった子供は考慮の対象外。厳しい時代ですが、荒波を乗り越えて自らの力で人生の航海を楽しんでいってほしいと願うだけです。治すための治療にかかる費用、安楽に最後を迎えるための費用、たとえばホスピス代とか思い出作りの旅行代、越された家族へ残してやるべき部分、それにかならず天国へ行けるという補償金がわりの費用、つまり戒名代と葬儀代。これらを天秤にかける作業を現在おこなっております。


置かれてあっ小冊子に安保徹教授の対談が載せられてありました。ガンは体が作り出したもの。低酸素、低体温の状況下で生存しやすい細胞がガンだとのこと。ガンが増殖しやすい体になっているのは、神経のバランス調整が壊れているからで、その大本の原因はストレスにあるといいます。それが証拠に、癌センターの総長を筆頭に主だった医師はたいがいガンを患っているといいます。ガン患者に対して「早期発見だから大丈夫ですよ。治療を受ければ必ず治ります」といってから治療に入りたいけどそれが言えないので、患者も「ありがとうございます」と答えられません。不安な気持ちをかかえたまま、免疫力が低下したままで治療を受けることになります。


医師になろうとしたのは、病気で苦しんでいる人たちの為になろうと考えた人が大半、でも癌センターで治療を行ううちに患者がどんどん亡くなっていく現状をみて、心で感じた医療を行なえなくなり、マニュアルに沿った治療を機械的に行うようになる、当然にストレスが溜まり、身体に不調が起きてくる。つまりは良心的な心を持った医師であればあるほど、ガンを患う率が高くなるようです。これは安保徹教授の説です。ワタシの考えでも免疫療法、代替療法を指導している医師のほとんどは以前に癌センターなどで実際にガン患者の治療にあたっていた医師であることが多いように感じます。丸山先生以外はですが・・・