治りませんように

新しいコメントが寄せられました。家族の方がガンになったことから、主に標準の治療以外の方法、代替療法に関することをネットで調べて、そして得た情報をわざわざ知らせてくれているようです。ご家族の方のガンがこの努力が生かされ治ることを心より願っています。これで治った人がいるという情報は貴重です。その情報を得て自分の家族に試してみたところ効果があったということになれば、もっと有益だと感じます。


常々考えることですが、もし私がこの先にガンを克服するようなことがあれば、縮小して一旦でも消えて無くなれば、うれしさのあまり、きっと周囲に自慢することでしょう。そして、このブログにも実名を記載することでしょう。そうだ、体験談を本にしようと考えるかもしれません。題はさしずめ「癌は私に人生の豊かさを教えてくれた!」。これでガンを克服したという体験談はよくネット上や本で紹介されているのを見ますが、たいていの場合がAさんとかBさん、名前があっても括弧で仮名と載せられてあります。なぜ実名でないのか、ガン患者の立場からすれば不思議に感じるところです。


丸山千里著「丸山ワクチン」で紹介されている体験談には実名で載せられてあるのが半分以上、それも住所まで記載されており、受けた病院の名前までも記載されているのもあります。これで私も丸山ワクチンを試してみたいという気になったのです。治る確率も考慮に入れる必要がありますが、本当か、勘違いか、宣伝か、まったくのウソか、どうかは、実名が記載されているかどうか、ちゃんとその人と連絡がとれ、確認できるかどうかが重要な点ではないかと考えます。故中山武さんのNPO「いずみの会」の会員さんたちの体験談もそうです。実名であげられてあるところに説得力があります。


ところで、このコメントは代替医療については自分が信じていないのであれば紹介して情報を拡散すべきでないと書いた記事に対して寄せられたものです。ガンが分かった当初、4年ほど前からブログを書いていますが、その内容はというと、片っ端から代替医療について調べて、キノコや海草、イカ墨まで、ガンに対する効果があるとの情報があれば、そっくりそのまま記事にしていました。不確かな情報もばらまいていた、それを分からせるためのコメントだったのかも? 反省するとともに、そうであってもコメントを頂いたことに感謝いたします。酢と寒天、海洋深層水、いまだに続けているのですが、もうそろそろ止めにしようかとの気になっています。