よみがえる生命

「わたし、おかあさんを見てると、ガンなんかちっとも怖くないわ」娘がそういうのです。私自身もガンのために死を覚悟していたのが信じられない思いです。いまから10年前のこと、55歳のときにガン宣告を受けました。ガン検診のパンフレットを見て、ものはためしと受けてみたところ、子宮筋腫の疑いがあると医師から告げられました。入院したあと、主人に私が子宮頚ガンであることを伝えたそうです。そのまま手術をして、肝炎を併発したりして、とうとう7ヶ月の入院生活になってしまいました。コバルト照射を受け、7ヶ月後に退院、その後3年間通院を続けました。5年目に再発。ひどい出血があり、びっくりして飛んでいきました。T女子医大病院に入院し、2ヶ月間コバルト治療を受けました。食欲がなくなって、ひどく衰弱しました。もうこれ以上あてられないというところで、退院となりました。主人は、まだ卵ぐらいの大きさのガンが残っていると医師から言われたそうです。

退院してすぐのころ、娘の夫が丸山ワクチンのことを書いた雑誌を持ってきて、これをためしてみてはどうかと薦めてくれたのです。女子医大から紹介状とカルテをもらい、娘に丸山先生のもとに行ってもらいました。その効果には本当にびっくりしました。一日置きに近所の医院で打って貰ったのですが、どんどん良くなるのがわかるのです。食欲が普通になってくるのです。一年もたたないうちに、ひとりで歩けるようになりました。本当に、今こうして元気な毎日を送っているのが夢のようです。髪の毛が黒くなって「若返りましたね」とよく言われますが、副作用のない丸山ワクチンには、髪が黒くなるといううれしい副作用があるようです。村山よしえさん・65歳・主婦・東京都杉並区和田。(上の文章は体験談の要点部分を意訳して縮めています)


昭和51年発行の丸山千里著「丸山ワクチン」には、このような体験談が数多く載せられている。他の人ですが、丸山ワクチンでガンから生還した人の住所が隣町だったので、話をうかがいに出かけたこともあります。詳しいところを直接に聞きたいと思ったのです。もう20年以上も前のこと、小児ガンを患った人で、本人は現在、東京で働いているとのこと、したがって本人とは会えずに、その住所には両親だけが住んでおられました。そして、丸山ワクチンでガンが治ったのは本当てした。丸山ワクチンに感謝しておられた。体験談にある村山よしえさんのケースも本当に、体験談のことが起きたのだろうと思います。第一、カルテが存在するはずです。もっとも、最近はこのような奇跡の症例があまり目につかないとも感じるところです。そして、私ですが、4年間続けた丸山ワクチンに加えて血管内治療を選択しました。この際、丸山ワクチンもA―Bの隔日注射から、A―Aの隔日注射へ主治医と相談の上、変更しようと考えています。治験ですので、濃度の高いA液も、濃度の低いB液も一緒の価格だそうですからね。