ガン疼痛治療剤 トラマール・カプセルについて

非麻薬性のオピオイドの トラマールというガン疼痛治療剤が2010年9月に発売されています。いつも閲覧させてもらう、ご同病者のブログに書かれてありましたのでちょっと調べてみたのです。非麻薬性のオピオイド鎮痛薬で、すでに100ヶ国以上の国で承認されているようです。このクスリの特徴としてモルヒネと比較して、便秘等の副作用が少ないことがあげられています。そして、麻薬及び向神経薬に指定されていないので、麻薬製剤に比べて管理しやすい点も長所です。非ステロイド系消炎鎮痛剤とモルヒネなどのオピオイド鎮痛薬のはざまで、ガン患者が痛みを和らげる為の選択肢のひとつになりそうです。


ところで、先日耳鼻科に診察を受けに出かけた際に、このクスリの添付文章をダウンロードして、医師に見せ、このクスリを使いたい旨、申し出たところ、この薬の名前を知らず、さらにパソコンで病院全体での使用実績を調べたところ、まだ使われたことのない薬のようです。この先、ガンの疼痛が大きくなってきた際には、耳鼻科ではなく、緩和ケアで、診察を受けたいと思っていましたが、発売されて2年ほどが経っているのもかかわらず使用された形跡がないことから、この病院で緩和ケアを継続して受けることが心配になってきました。紹介状を書いてもらって緩和ケアの実績のある病院を探そうという気にもなってきました。ガンセンターには行きたくないけど・・・。ともあれ、トラマールという言葉が、緩和ケアを重要視している病院かどうかを判断するキーワードになるかもしれません。


トラマールを使っていて、効果や副作用に関しての情報をお持ちの方はぜひ情報をコメントにお寄せください。お願いいたします。