再度、血管内治療にかんして

月曜日に血管内治療を受けてから5日が経過しました。現在は、免疫力が最大限に発揮されていると感じるのとまったく逆の感覚です。深く海の底へ潜水中! 運動会にがんばった翌日のような感じです。風邪をひいたのかも・・・。そして、カラースターやコメントをありがとうございます。もうすぐ、浮上します。


ガン組織は新しい血管を構築し、正常細胞の血管より太い血管にして栄養をすべて横取りしようとします。そこに球状の塞栓物質を詰め込むのですが、細い正常な細胞に行く血管は閉塞せずに、ガン組織にだけに向う太い血管の血行だけを遮断する。幾度も造影剤を使ったレントゲンやCTを撮りながら、その結果をモニターで確認しつつ手術が行われます。それにはテクニックも必要だと感じます。正常な血管の走行を把握しておく必要があります。確実にピンポイントでガンを支えている血管を狙わなくてはなりません。このあたりは医師を全面的に信頼するしかありません。CTの放射線量はちょっと心配になりますが、放射線治療を併用していると考えればまったく苦になりません。


ところで、最近の雑誌にiPS山中教授の談話が載せられていました。教授が小さい頃に恩師から言われたことば、それが忘れられないという。車が来ないことが分かっているのに、信号が赤だというだけの理由で横断歩道の前にたたずんでいるようなひとにはなってほしくないと・・・。自分の考えが正しいと思えば、その道を躊躇せずに進まなければなりません、ということになるでしょうか。丸山ワクチンも継続中です。