ホスピタリティを感じる病院でした

関空近くのゲートタワーIGTクリニックで血管内治療を受けてきました。3泊4日。2時間ほどの手術の間は、これから行う手順を医師が説明しながら行なってくれるので、不安が大きく減じるように感じます。常に笑顔で接してくれる看護師さんたちにも癒されます。ありがたいことです。手術は2時間ほどかかり、その後は4時間の安静が求められました。留置された尿道カテーテルがとてもつらい。


ホスピタリティや痛みがどうのというよりも、手術後の結果が一番に大事なことです。うまくガンが縮小してくれることを願うだけです。手術後一日目の体調はというと、あまり変化を感じません。少し聴力が改善したように感じますが、喉の渇きや痛みは以前より増しているかもしれません。痰の赤味が消えたように思えます。これは血管を塞栓したことによるものだろうと思われます。およそ1ヶ月後に再度、状況を確認した上で、2度目の手術も予定しています。効果が認められなければ違う抗がん剤も視野に入れられているようです。


体調を気遣ったコメントをありがとうございます。最後のコメントには、メイクリニックで行なわれている血管内治療では、最近は抗がん剤を使用せずに高濃度ビタミンCや活性リンパ球を入れているようだとの情報が寄せられていました。抗がん剤を使用することでどんなデメリットがあるのだろうか? と考えさせられました。抗がん剤を使うことで保険適応が可能になり、10万円〜20万円ほどで治療を受けれます。これは患者にとっては大きなメリットです。それ以外の薬剤を使うのであればまったくの保健適応外の治療になるわけで、50万〜60万円ほどが1回の治療にかかることでしょう。それだけの価値があるかどうか、見極めることも必要になってくるでしょう。でも抗がん剤を使わない血管内治療についても注目していく必要がありそうです。


手術後3日たった今日は、口の中の乾燥が酷なってきたように感じます。患部のあたりの痛みも増加してきました。副作用かガンが消えていく過程か判断がつきません。身体も少しだるいように感じます。人生において必要なのは、過去を振り返るのではなくて、これから先の未来を考えることである。昨晩のテレビでやっていた番組から。ゲーテの名言。本当は「人生において重大なのは生きることであって、生きた結果ではない」抗がん剤の使用は否定していたのだけれど・・・