ガンを患ってありがとう

長い人生のなかで、人に知られることなく行動をとれる立場に立たされるときがある。実はそのときこそ、私たちが人格を磨くチャンスなのです。人生という道のりには、人間としての品位をおとしめる誘惑が待ち構えているスポットが必ず存在する。そこで毅然とした態度をとれるかどうか、私たちは常に試されている。だれにでも失敗や間違いはある。しかし、過ちの歴史が示しているように、自分は善い人間であるという誇りを放棄してしまった人間には再起する価値がない。幸運なことには、神は常に私の隣人である。(出展不明)


「うばい合えば足らぬ、わけ合えばあまる」 これ、相田みつおさんのことば。スーパーで陳列されている有り余る食材を見て、今日中に売れない生鮮食料品はどうするんだろう?と考えた時に、このことばを思い出します。日本には食料がありあまっている。でも世界中をみわたせば、そうではない。もっとも、スーパーの棚に少ししか並べられていなければ購入意欲も低下するのですが・・・。


樹木希林さん。人生を変えたのはガン、2004年に乳がんがみつかり、翌年に全摘手術を受ける。その後に腸や副腎、骨髄など13箇所にガンが転移、いまは落ち着いた状態だが、この現実を悲観せずに、ありがたいと思えるようになってきた。ガンには必ずなにか要因がある。生活習慣を見つめなおして、簡単になおらないガンがあるからこそ、自分に対して客観的になれる。生活が少しはつつましくなったっていうかね。



最近に感銘を受けた言葉を集めてみました。ハイ。