葬儀のだんどり

治療を受けても5年後に生きている確率は10のうち6人ぐらい。告知を受けた際に医師から、そう告げられたことを思い出します。セカンドオピニオンに別の病院に出かけていって確認したところ、やっぱり、それぐらいだとのこと。それじゃ、治療を受けるのはヤメ・・・気分よくすっぱりと、そして、いやいや未練がましく、あきらめることにしました。5年後の生存率は0パーセントだと覚悟を決めました。したがって、自分の葬儀はどうするか、だんどりを考える日々を当初から送っていたのですが、まだ、考えがまとまりません。

一体葬儀にかかる費用はどれくらいか。葬儀社に支払う料金は、いわゆるセット料金の約3倍だとのこと。葬儀社への支払いが三分の一、仏事に三分の一、その他、葬儀社に立て替えてもらう費用が三分の一。 生花とかお茶、料理、霊柩車代、香典返しの品代、喪中ハガキなどの印刷代などです。つまり、葬儀社の見積もりが60万円であれば、総額180万円、80万円だったら240万円ぐらいを見込んでおかなくはならないようです。この葬儀費用を海外並みにするには、やはり仏事の分を減らすしかありません。以前は香典で半分ほどは相殺される部分もあったようですが、最近は香典を受取らないというのが主流になりつつあるようです。つまり、半分程度に減らす必要が生じてきます。減らすとなると仏事の部分になるでしょうか?


菩提寺がなければ、引導をわたしてもらう僧侶は葬儀社に仲介してもらうことになります。葬儀業界のからくりについて書かれた本を読むと、葬儀社へ30〜70%ものバックマージンが支払われているとあります。そして最近では都市部に僧侶派遣会社が増えてきているとも書かれてあります。派遣料金が明示されているのはよいことですが、一般の消費者?に伝わらなければ、バックマージンと同じようなものです。ここまでして、形にこだわる必要があるのかなどと考えたりします。

   僧侶派遣と寺院のご紹介

このブログを見ておられる方は、ガン患者の方が多いのではないでしょうか。それも病院での標準治療に丸山ワクチンを併用する方のほうが多いのではと推測しています。きっと高額の医療費を支払っておられることでしょう。将来の葬儀についての段取りと宗教と費用について、どのように考えておられるのかをお聞かせください。コメント欄を非表示にしました。我ながら、かなり弱気ですよね。

   いずみの会