葬儀費用

昨日の中日新聞の片隅に・・・ある葬儀社が多額の脱税で摘発されたというニュース。そして、葬儀会館の建設ラッシュが報じられていました。高齢化社会がこれからますます進むことは間違いなく、葬儀社にとってはビジネスチャンスだとうけとめられている、その点はすでに税務署も把握済みとも載せられてあります。そして、葬儀に関わる費用は低下傾向にあるとのこと。10年ほど前の平均葬儀費用が148万円だったのが、年々低下して、昨年は140万円ほどだとのグラフも載せられていました。この金額だけでもずいぶん高いものだと感じるものですが、実際はこれだけで済むとは到底に思えません。


友引で葬式が一日のびればドライアイス代1万円、供花がさびしく感じられれば生花代が追加、それに、法事、仏事にかかわる費用が除外されています。読経に関わるお布施、骨壷、位牌が2つ、仏壇に墓地、墓石、お車代というのも加わってくると思われます。はたして、総額がいくらぐらいになるのか想像がつきません。故人が生前に質素におこなうように書き残しておいても、親族への面子もあります。残された遺族は悲しみに浸ることもままならないのではと考えたりします。


多くの会葬者があると、葬儀は大きくなり、出費も大きくなりますが、その分「香典」をいただけます。「葬儀はお金がかかる」というイメージが強いのはメディアなどの無責任な扱い方にも問題がある、と考える人もいるようです。いったい葬儀費用の総額はどれくらいになるのでしょう。平均葬儀費用、日本は231万円、アメリカ44万円、イギリス12万円と書かれてあるのは、おおよそ正しいのではと感じています。


自分の場合の葬儀でも、葬儀社の値段を安く値切ろうという気持ちはさらさらありません。夜間によび起こされる仕事、真心で対応する仕事、湯かんなどを自分がやるのであれはどれだけの報酬が妥当だろうかと考えたりします。しかし、どこかで葬儀費用を海外並みにする必要を感じます。丸山ワクチンによって思いのほか命を長らえられていることには意味がある。私が神さまから与えられた使命はガンを克服することだけではないのではという気がしてまいりました。適正な葬儀費用に関して考えをすすめていくことは私の葬儀のさいにも役立つことになるでしょう。静かに旅立つ故人やそれを静かに見守る遺族をサポートできる活動がこれからの私に与えられた使命なのかもしれません。昨日にコメントに、これでガンが治るという情報が寄せられていました。今後はそんな不確かな、ガン患者を惑わせる情報よりも、ぜひ葬儀費用に関する情報のほうをお願いいたします。