ガン勝利者25人の証言

ガンに対する代替療法は数知れずに存在し、どれを選ぶかはきわめて難しいというのが前回のブログの内容でした。どういう基準で選ぶかは人それぞれです。そして、今日、たまたま読んだ本が「ガン勝利者25人の証言」というタイトルです。従来からの治療を断わり栄養療法?でガンから生還を果たしたというアメリカ人25名の証言を集めたものです。放射線治療や化学療法、本格的な手術を受けなかった人たちがたどった栄養療法とは・・・


日本であれば玄米菜食でガンを兵糧攻めにするというのが一般的な考え方だと思いますが、アメリカではちょっと違うようです。ベースになっているのはゲルソン療法というもの。新鮮な野菜ジュースだけでなく果物ジュースや人によってはヨーグルト、鶏肉はよいとか様々で、ガンに対抗する抵抗力を体につけるという感覚のようです。そして、多くの勝利者に共通しているのが、リトリール(ビタミンB17)の注射もしくは錠剤を摂取していたと書かれてあります。 ビタミンB17といえばアミダクリンというびわの葉に含まれる抗がん成分を思い出しました。リトリールでネット検索をかけてみたところ、やはり枇杷やアンズの実に含まれている成分のことをさすようです。これが注射剤や錠剤という形でアメリカやメキシコでは使われている? びわ灸で皮膚から吸収させるよりは注射であれば吸収はすみやかであると納得です。しかし保険適応外治療、高額です。しかも、これだけでガンが退縮するというものではなく、栄養療法などを併用してはじめて効果があるとのこと。


ある勝利者の記述。ガンをコントロールするために私がしたこと。1番目に歯科的要素をコントロールすること。バクテリア、ウィルス、金属、電器、その他の面から有害で体の退化を招く水銀を含むすべての詰め物を自分の口の中から除いた。2番目は精神的要素。自分が生き延びる為の責任は自分がとると自覚すること。3番目に重要なのが体をクリーンにする要素。それが必要と感じたときは、いつでも水、果物ジュース、野菜ジュースの断食を実行すること。コーヒー浣腸もおこなう。4番目に食事として摂るものが決められています。無漂白の全粒穀物有機栽培の新鮮な野菜と果物、水道水以外のきれいな水などなど。5番目にビタミン類などの食品補助剤をとること。その他、深呼吸などの運動、精神的発散することが重要だと書かれてあります。


またある勝利者は、調理で重要な酵素か破壊されるので、主に生の食べ物を食べ、大量の野菜ジュース、果物ジュースを飲み、朝食に小麦、そば、らい麦、大麦、ひき割りのオート麦、きび、ごま、玄米、亜麻の種、とうもろこし、アルファルファ、レンズ豆、アーモンドを一緒にまぜたものを生で食べる。味付けに干しブドウを加える。この朝食後にコーヒー浣腸をおこなう。(昼食、夕食については省略) ともあれ、ガンを治す為には、こんな生活を続けなくてはいけないのかという気持ちがいたします。体の免疫機能を立て直し、健康を回復するためには、時間と労力とそれなりの勉強や自己訓練が必要だという記述にはまったく同感であると感じるとともに、サムマネーも必要と付け加えたい。いやサムマネーどころじゃないみたい。