丸山ワクチンが自然免疫を元気づける

丸山ワクチンは筋肉注射ではなく皮下注射、そして2日に1回と頻回に注射しなければならない。
その理由が「今こそ丸山ワクチンを」に載せられてあります。自然免疫は皮膚の下1ミリの間にシステムの網を張っている。記憶をもたない樹状細胞をはじめ、ガンマ・デルタ T 細胞やNKT細胞を覚醒し、持続的に活性化させるために、定期的に丸山ワクチンを打ち続けるのです。それは、皮膚の出来るだけ浅いところ、皮下注射でなければ効果がないのです。


昔、丸山ワクチンの治験に独自のやり方で協力していた山形県の加納勇医師(故人)が「丸山ワクチンを打つのは皮下注射より皮内注射のほうが効果的だ」と語っていたという。自然免疫を刺激させるには皮膚の出来るだけ浅いほうがよいという考えの医師がいたとのこと。これは試してみる価値がある情報です。


なぜ丸山ワクチンが免疫を高めるかについては、日本医科大学高橋秀実博士の論文があり、このブログでも紹介したので、文字検索をされれば内容については知ることができます。本のなかで、その高橋博士の最後のほうにある言葉が印象的です。飲み薬なら楽なのにと考える人は多い。でも内服では表皮にある自然免疫を刺激してやることは出来ない。もっと便利な方法があるとすれば、点鼻薬か貼付薬でしょう。体表面の自然免疫を活性化させることが可能でしょう。私のガンは上咽頭ガン、鼻の奥へ毎日スプレーで、もしくは綿棒で、考えられなくはない方法です。