診察に受けに出かけて後悔する

5ヶ月ぶりに告知を受けた病院へ診察にでかけてきました。内視鏡を入れられたあと、どうですか?と尋ねてみると、カルテにある以前に撮った際の写真をすこしたけ眺めたのち、急激に大きく成長しいる・・・というような・・・ことはないようですね。とあっさり答えてくれました。まぁ、モニターを自分でも見ているので、それは理解できましたが、もっとしっかり以前の写真と見比べてもらいたいと感じます。患者としてはおざなりな印象を感じるところです。


会話テクニックを駆使する40歳台の医師。ここで笑ってくれれば好きになっていたかもしれません。読み取れない表情のまま。経過観察という軽い気持ちででかけたのですが、医師の側からは、無治療で不安になってやってきたのだろうと思われたのかも。そもそも丸山ワクチンが気に入らないのかも。さらに、表面は大きくなっていないように見えるが、内部はわからない。一度MRIをとればどうですか?とも告げます。これには困りました。今からでも有効な治療があるとでも考えているのですか?と聞きたくなりました。治療を受けないので、MRIを撮る意味がないなど答えれば、そもそも今日はなぜ診察に訪れたのかということになります。


待合室には患者があふれており、それをこなすので精一杯、さらに総合病院勤務の医師は夜間救急も受け持っており大変だと。治療を断わった患者、もとより丸山ワクチンを選択した患者の経過には興味がない、気持ちの余裕もない。将来の夢は花粉症の患者さんを相手の個人病院を開業すること。ガンの患者には紹介状を書くだけ、知識は必要ない。3年8ヶ月が経ってようやくそのことが理解できました。治療費も含めて、すべてをまるごと請け負う獣医とは違う世界。とりあえず、ガンがまだ消えて無くなっていないことも確認できて、心新たに精進する気持ちが生まれました。自らの力で治さなければなりません。天国へのエスカレーターには乗りません。また、そんな楽な乗り物はありません。私は階段で行くことにします。