気功の講習会

ガンと闘う人のための気功、郭林気功の講習を受けてまいりました。10名ほどの講習会でしたが、参加されていたガン患者のすべての方が元気で明るい様子にとても勇気づけられました。講師のチャーリー横山さま、このブログも見ていただいておられるとのこと、改めてありがとうございました。そして、参加されていたご同病の方々にも感謝いたします。


宝塚は漫画家の手塚治虫さんが幼少時期を過ごしたところ、駅前には手塚治虫記念館がありました。治虫さんは医大を卒業したのち漫画家へ転進しました。ブラックジャックという医師が主人公の漫画を書いていることは周知のとおりです。記念館のパンフレットに手塚治虫さんのメッセージが載せられてありました。


人間はどのように進化しようと、物質文明が進もうと、自然の一部であることは変わりようがないし、どんな科学の進歩も、自然を否定することは出来ません。(中略) 生命は賭けがえのないもので、そして人類と同じように価値ある生命が自然界に満ち、それらが密接にありとあらゆる形で相互に生かし合っていること、このあたりまえのことへの感動を、何度でも呼びさまさねばなりません。大宇宙の孤独に耐えて、ガラスのように壊れやすく、美しい地球に住む人間の小ささ、力を合わせなければ生きられないこと、そして、人間がいちばん偉いのではないこと、地球に生きる動物も植物も人間もみんな同じように生をまっとうし、子孫を生み続けていく生命体であるのだと、まっすぐに受け止めることが出来るように思います。


まさに昨日は生きていく勇気をいただいたようなものです。どんな生命であっても寿命があり、生まれてきたことに感謝するとともに、死に対しても同様に感謝の念を持って向っていくべきだと考えてしまいました。