「空腹力」やせる、若返る、健康になる!

「満腹になるまで食べさせ続けたネズミにある量の放射線を照射したところ、100%の発ガンが認められ、半分の餌しか与えなかったネズミに同量の放射線を照射したところ、わずか0.7%しか発ガンしなかった」マウント・サイナイ医科大学のクロス教授。「平均年齢50歳で、おなじ重症度の進行ガン患者100人を無作為に選出して、うち50人には普通の病院食、あとの50人には高栄養食を与えたところ、普通食では平均生存日数が300日に対し、高栄養食群は75日だった」エモリー大学のハイムスフィールド博士。


食に迷ったらドクトル・石原結實さんの本を読む。単純明快な論理がすっと頭の中に入ってくる。病人が食欲がなくなるのには理由がある。空腹が免疫を高めてくれる。免疫力とは血液中を泳いでいる白血球の力のこと。白血球はばい菌を食べたり、ガン細胞を食べたり、身体の老廃物を食べたりしている。身体のなかの掃除やさん。お腹いっぱいに食べると、血液中の栄養が多くなり、白血球もお腹いっぱいになって、ばい菌が入ってきても、ガン細胞が出来ていても食べなくなってしまう。だから、お腹いっぱいのときは免疫力も落ちるわけです。食欲の秋になって、徐々に体重が増加してきた。積極的に健康を取り戻そうという意識がなくなってきたのかも。ガンは血液の汚れの塊。たまに出血するほうが良い。女性は生理という瀉血の仕組みがある。男性は生理が無いぶん、たまには健康のために献血をすべきだと書かれてある。