血中濃度

薬というのは血中濃度が重要視されている。飲んだ薬の効果は血中濃度を一定に保つことで効果を発揮するといわれている。朝夕2回、もしくは朝昼晩に食後3回というのは、12時間ごと、8時間おきに服用というのが正しい服用の方式。


丸山ワクチンの注射の方式はこれからすればかなり独特の方法が指示されている。A液と、それの10分の1の濃度のB液を一日おきに交互に注射するというもの。これは、4日に一度のA液を打ち、その間にB液で血中濃度を維持するというふうにも解釈できる。10分の1の濃度のB液を間に接種する意味があるのか、効果はどれだけのものか疑問です。


丸山千里博士著の「丸山ワクチン」に載せられている体験談。丸山ワクチンを打っていても効果が認められない患者がいて、担当医師が状況を丸山医師に相談したところ、丸山医師からB―B液方式に替えるように指示、半信半疑ながらそのようにしたところ病状が改善に向ったという症例が2つほど載せられてある。これにはなかなか信じがたい話、というか、理由がまったく想像つかない。濃度が濃ければガンを促進させる場合が生じるのだろうか?だったらアンサー20はどうなる?アンサー20はA液の10倍濃度が濃い液です。もっとも丸山ワクチンを皮膚結核の治療に使っていた段階のワクチンで、同じように濃度を高くすると副作用が強く出たような記述もあります。


私のケースといえば、今のところ少しずつガンは大きくなっている状況にある。勝手にB―B液方式に変えてみるという状況ではないが、先日からちょっと新しい方法を取り入れている。A液は朝方早くに、B液は夕方おそくに打つというもの。つまり、おなじ一日おきであっても、A液を打ったあとのB液接種までの時間を長くして、相対的にB液からA液の接種間隔を短くするというもの。これは血中濃度を一定化するという作業にもあたる。ほんとうに些細なこと、姑息的なことを考え実行する。ご一笑くだされ。