遅ればせながらのセカンドオピニオン

小線源治療を行っている病院にセカンドオピニオンを受けるつもりが、考えを変え、まずは代替療法を行なっている病院へ出かけることにしました。東京のガンセンターがある東銀座駅近くの銀座東京クリニックです。福田クリニック院長の経歴は、昭和28年福岡県生まれ、熊本大学医学部から、出水市立病院、久留米大学医学部、北海道大学医学部、アメリカのバーモント大学への留学を経て、ツムラ中央研究所に勤務。国立がんセンターを経て、岐阜大学医学部東洋医学講座の準教授をへて平成14年に開業したとあります。


著書には抗がんサプリメントは使い方を間違えると体を悪くする!とあります。場合によってはガンを悪化させることになるという考え方には説得力が感じられます。診察時間は1時間ほどでしたが初診料が1万円。情報料としての価値としては妥当なところだと感じます。


診察室には漢方薬の独特のにおいが充満していました。オリジナルの漢方薬での治療が主体のようです。加えて、海外でガンの代替療法としてエビデンスが認められているというサリドマイド、COX-2阻害剤のセレブレックスや、その他、アルテスネイト、ノスカピン、ジインドリルメタンなどのサプリメントに関する情報を受けました。徐々に進行が認められているので、さらに追い込まれた気分になったときにはこのどれかを選択することになるかもしれません。その際は費用対効果という面に関して、さらにつっこんで聞いておく必要があります。