3回目のMRI検査

昨日、MRIの検査を受けてきました。ガンが消えていればありがたいのですが、残念ながらそれを期待する要素は何もありません。診断結果は来週に受診した時に分かります。イリジウムを使った小線源治療法の適応に上咽頭ガンも含まれるとホームページに書かれてある国立国際医療研究センター。そこでセカンドオピニオンを受けるための資料です。

舌がんについては詳しく書かれてありますが、上咽頭部という鼻の奥への術式は?治療成績は?前もって予備知識を仕入れておきたいと思いました。ガン患者を支援する組織、ミーネットの相談サロンが名古屋の丸の内にあり、そこにガン関連の書物が多数置かれてあることを思い出しました。近くには愛知県図書館もあります。ガン治療に関しては最新の知識が求められます。このような施設かあることはガン患者にとってありがたいことです。

舌癌に対しての小線源治療での制御率は早期の段階で95〜75パーセント程度とのこと、隣接したリンパ節への転移が認められている三期では50パーセント以下の5年生存率です。(どのようにして調査したのでしょうね) 舌の場合、最終的には切除という手段もあり、実際には95パーセントは制御可能ともあります。手術不可の上咽頭ガンに対してはかなり厳しいと感じざるをえません。しかも、告知から3年ほどが過ぎており、リンパ節への転移は確実な状況です。


ちょっとガッカリ。ちょっとホッと。そもそも、セカンドオピニオンを聞くことと実際に治療を受けることとは別の次元だと考えていたのです。セカンドオピニオン代が10500円、交通費が約2万円、宿泊費と観光費を加えて、出かける価値があるのかどうか疑問に感じてきました。その分を地震の被害に遭われた方への寄付にまわすべきでしょうか。暖かくなって体調は悪くありません。