論より証拠―説得力のある文章

がん患者団体、いずみの会代表の中山武さんが書かれた本 「ガンをなおすーいずみの会式玄米菜食」。読ませていただきました。2010年12月15日発刊。なかに記載されている、いずみの会の会員さんたちが食べているという食材を転記します。


玄米。すりゴマ。そば。麦。粟、稗などの雑穀。小豆、黒豆、枝豆、インゲン豆、えんどう豆などの豆類。納豆、豆腐、高野豆腐、ゆば、オカラなどの大豆製品。里芋、さつまいも、じゃがいも、山芋などのイモ類。ニンジン、ゴボウ、大根、切り干し大根、タマネギ、生姜、かぶら、レンコン、竹の子などの根菜類。小松菜、春菊、ほうれん草、菜の花、大根の葉、カブの葉、大葉、千菊、みつば、せり、クレソン、ブロッコリー、グリンピース、ピーマン、にら、チンゲン菜、山菜類(ワラビを除く)などの緑が濃い野菜。
シイタケ、なめこ、マイタケ、エノキ茸などのキノコ類。かぼちゃ。ミョウガ。キャベツ。茄子。長ネギ。あさつき。きゅうり。白菜。貝割れ大根。水菜。

みそ。醤油。塩。ごま。糠づけ。梅干し。クコの実、ゴマなどの種実類。昆布、ワカメ、海苔などの海藻類。モロコ、ワカサギ、ジャコなどの小魚類。シジミ。少量の白身の魚。オリーブ油、コーン油、菜種油などの植物油。

味付けは塩が中心。みそ、醤油も使いますが少なめにして薄味にします。すりゴマは、中山の場合は毎食大さじ一杯(10グラム)を玄米にかけて食べます。(計1日30グラム)。さらにニンジンジュース(1日200㏄)を毎朝、飲みます。


もっとも食べていけないのが、砂糖や果物だという。これらの食材は精神面にも悪影響があるという。甘いものを食べることによって高血糖が引き起こされ、大量のインシュリンが分泌される。その後に低血糖が引き起こされるようになる。それが心を不安定にさせる。めまいなど自律神経失調の症状につながり、それがひどくなるとうつ病にもなりかねないという。この状態が「心の改善」の妨げにもなるという。ガンは砂糖や果物などの甘味を好むのです。強く求めています。患者さんがそれを口にするのを待ち望んでいるのです。たいへんに説得力のある言葉には、だれも反論することはできない。まさに論より証拠だから。


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