おれはまだ生きている

ガンの告知を受けて2年半が経った。 この1年、幾度か医師の診察を受けた際に、ある種のパラドックスをいつも感じた。 標準の治療を断わって丸山ワクチンだけを続けている患者がいる。なぜか元気なようだ。丸山ワクチンが効いているのだろうか、そんなわけはない。なんにでも例外はある。だからこんな患者は無視するに限る。医師からの反応は大体そんなところ。ひょっとすると丸山ワクチンが効いているのではと内心は思っているのではと感じるところ。対する患者の私は、丸山ワクチンを最初から選択したにもかかわらず、どうも丸山ワクチンが効いていないと最近は思ってしまうことのほうが多い。ちっとも治ってこないからだ。丸山ワクチンに対する期待が大きすぎるのか。健康体に戻りたい。現状維持ではものたりないと。


無事に新しい年を迎えることができた。今年の1年ではっきり分かることになるだろうと感じている。来年の正月はどんな状態で迎えられるかどうか。それとも、すでにお迎えが来たあとになるのだろうか。元旦の朝、耳が詰まったような感覚がある。しきりに鼻をかむけどその感覚はとれない。口を大きく開くのには問題がない。耳鳴りはほとんど聞こえない。頭痛もない。ガンの側の耳の聴力は若干低下している。食欲はおおいにある。腸に転移した様子はまったくない。鼻をかんだ時に黄色い痰がすこし認められる。丸山ワクチンを続けているが髪の毛が黒くなったという印象はない。来年の正月に読み返すときの参考に書いておいた。一日に100人ほどの方がこのブログを訪れてくれているようだ。きっと、結末が知りたいのではと思う。私も早く結末を知りたいと思う。


イン・シャー・アッラー  すべては神さまのおぼし召し


このブログに来られた皆様に神様のご加護がありますように


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