TPPって何に

TPPが日本の国民総保険医療制度を崩壊させる・・・可能性があるそうです。それは外国の医療企業が日本の保険制度を非関税障壁として訴え、廃止させることができるようになるかもしれないから。医療もTPPと関連があるといわれると、ガン患者としてはナーバスにならざるを得ません。世界の先進国である日本でさえそんな心配があるということは、もし私がベトナム人だったとしたら・・・TPPに参加を表明している発展途上国の人たちはどうなるのでしょう。盛んに日本の国益を守ると言う指導者たちは、他の国の人のことなど眼中にないのでしょうか。 発展途上国でも医療の質が高くなって、最近は海外へ医療を受ける目的のツアーが急増しているというニュースもありました。


TPPが締結されていない今でさえ国内産の食べ物は中国産に比べてかなり割高になっています。割高であっても国内産をチョイスすることが多い我が家、これは我が家に限ったことではないでしょう。ではなぜTPPが問題視されているのか、TPPが締結されたあとでダメージを受ける国は日本よりも中国であることは想像に難くありません。スーパーの店頭に中国産の野菜の代わりにTPP締結国からの安い野菜がならべられる。こんな理解でよいのでしょうか? ではTPPの締結で影響を受けるのは? 国益を守る。ここちよく響くことばですが、それが何を意味するのか、どんな世界がおとずれるのか? 先のことはできるだけ考えたくないガン患者ですが、ジョンレノンじゃないけどついついイマジンしてしまいます。