ガンを治したいという想念

人があらゆる行いや想念を発すると、やがてそれが宇宙の果てまで行って、ブーメランのように再び自分にはね返ってくる。それは「カルマの法則」と称されるものです。カルマとは「行い」というサンスクリット語で、それには善悪の区別はなく、幸運と不運の区別もありません。いい行い、いい願いを発すると、いい考え、いい結果がはね返ってくるようです。


人間万事塞翁が馬ということわざもあります。一見して、不運の衣をまとっている幸運もあれば、良い運命の顔をした悪い運命も混在しています。しかし、このカルマの法則を信じることによって、幸運に出会っても有頂天にならず、不運に出会っても落ち込むことがなくなる。そうすると、運命の良し悪しを超越した、人生の喜びを獲得することが出来るのです。


出会うガン患者、もしくは元ガン患者、あるいはガン患者のご家族の方たちはなぜ、いい人ばかりなのでしょうか。最近はあまり調子が悪くなって、ある人に泣き言をメールで送ったところ、家の中に閉じこもってネットで情報知識を得るよりも、外に出て治ったさんと触れ合いなさいと言われました。そこで、昨日は外に出て、ガン患者を支援してくれるカフェ(つい最近知ったところで、ブログにもすこし紹介してあります)へ初めて出かけてきました。治ったさんとガン患者がふれあうカフェという場を作った保健婦さんです。何故、こんな活動を行っているのですか? 両親を6年ほど前につぎつぎにガンで亡くしました。そんな答えが返ってきました。悲しむのではなく、おだやかな表情がとても印象に残りました。


http://www.gan-jiten.com/family/03/post_24.html