死ぬ気で生き抜きます

今年で仕事を止めることとしました。それで、このところ残務整理のようなものに追われる毎日です。年が明けてからも確定申告の仕事が残っています。やりたくない仕事が残っています。ぶらぶら観光にでもでかけたい。でも寒いから外に出たくない。当面はまったりと過ごすことになりそうです。


なぜ止めるの? たいがいの人に聞かれますが、正直に答えれません。なぜでしょう。自分でも分かりません。正直に言うと相手が答えに窮するから、ガンやから、そんな言葉を聞かされる相手への思いやり? 一歩ひかれるのも困りますし、井戸端会議の中心話題になるのも想像してしまいます。ほんとうは、もうすんでしまった人と見られるのが嫌なのです。


年だし、身体のパーツもあちこちと壊れてきたのでその治療に専念することにしました。ウソをいうのもいやなものです。さしさわりのないように答えます。ところが、それ以上にそれが何かとは聞かれません。なにしろ、外見上はまったく健康に見えるから・・・たぶん。仕事を止めると決めたときにかぎって体調が絶好調になるのはなぜでしょう。止めるといっても、診療所開設届けを返納するわけではありません。最低限の収入を得る活動は必要ですし、将来の再開をあきらめるというのもテンションが下がります。まだまだ、ガンを克服する気持ちがあるのです。先日は一応の主治医になっている病院の耳鼻科に出かけたときのことが思い出されます。ここでは人と見られていないと・・・すんでしまった人と医師が見ている。