ハンドルネームを変更したこと

いつもコメントをありがとうございます。いつの間にか、ハンドルネームをサンフラワーからリンパに変えたのね・・・というご指摘が寄せられていました。大した意味はなく、まぁ、ちょっとした気のまぐれからです。また変更するかもしれません。


ひまわり(サンフラワー)は植物だから、植えられた地面からは移動できません。朝は東の方向へ、夕方は西にその顔をむけていて、天気のよい日中はずっと太陽を追いかけているといわれています。それに反して人間には足が備わっているので、自由にあちこちを動きまわることが出来ます。太陽の光がまぶしければ日陰に入り、暑くなってくれば服を脱ぐ、反対に寒くなってくれば、コタツを出してそこに入り込む。この行動は人間が自由に思いのままに行なっているように見えるけれど、よくよく考えると、植物とそれほど違いはないように感じます。人間のすべての行動は、太陽をはじめとした大自然が、その大自然をつかさどる何者かが、そう仕向けているからだという気がしないでもありません。ガンの宣告を受けた4年前には、ガンを患ったのには意味がある、そうなるべくしてなったのだという気持ちがありました。ガンを治療するにあたって、免疫力を低下させるような治療をおこなうことが正しいのだろうかという疑問も感じました。身体を病気から守るために授けられた免疫力。この授けられた免疫力を低下させることもインプットされているのだろうか。ひまわりだって、動物だって、人間だって、植物だって、大自然の意思によって生かされている。


ガンの宣告を受けたときに、ソフィアローレン主演の映画「ひまわり」を見終えたときの気持ちがオーバーラップされ浮んできました。人生のせつなさ、かなしさ、むなしさ、そして、それを乗り越える人間のたくましさが描かれた映画でした。笑わせるとも泣かせるとも違った、人それぞれが違った感想を持ちそうな映画でした。ともあれ、大自然には逆らわない範囲でガンと闘っていく方針でいくことに決めました。


ところが、紆余曲折があって、現在の古い抗がん剤と新しい塞栓物質を併用した血管内治療を受けているわけですが、受ける前に医師から言われたこと。免疫力が枯渇していれば、血管内治療を受けても、局所のガンが消滅しても、あまり予後は期待できません。まぁ、逃げ道を作るつもりで言われたのかもしれませんが、このような姑息的な治療を受けるには、治療後は免疫力の後押しがなければ効果は期待できないと自分でもそう納得しました。ガンはかしこい、さっさと転移して、そこで活発に活動を始めることでしょう。今こそ。温存していた免疫力軍が働いてくれるシーンです。ところで、あまり局所であってもあまり高単位の抗がん剤を放り込むのはかえってマイナスになる場合もあるそうです。ガン組織に行く前に、その血管壁が抗がん剤によって変性してしまうそうです。そのへんのところを見極めて、ゆっくりやっていってほしいものですが・・・そうすると、ガンに耐性ができるかも・・・免疫力のもとはといえば白血球、なかでもリンパ球、リンパは体のなかのジェダイの騎士です。