後悔のない人生を

これでよかったのだろうか、という思いをいつも感じます。現在の体調は自覚的にあまり良いとは言えません。でも、他人から見ればまったく健康とみられていることでしょう。うちのかあちゃんも、最近は病状について質問をまったくしてくれません。体調を気遣ってくれるのでしょうか疑問を感じるときもあります。本人だけにしか分からないことですが、徐々に身体が悲鳴を上げてきたように感じます。一番の悩みは夜がしっかり眠れないこと。鼻がつまり、口呼吸となり、寝苦しくなるのです。喉にある神経もやられきているのかもしれません。耳が圧迫を受けているような痛みがあります。かすかな片頭痛も、でも、どうしょうもないのですね。夜の暑さもあいまって寝苦しい夜が続きます。そんな際、頭によぎるのは、この選択でよかったのだろうかということです。


丸山ワクチンだけで4年と1ヶ月と半月の普通の生活、これだけでも十分に効果があると断定できそうですが、まだまだ満足するわけにはいきません。ついつい先はどうなるのだろか、などと考えてしまうからです。医学の発展のために献体にするための書類を取り寄せたことがありますが、まだ提出は果たせていません。家族や親類縁者4名のサインが必要だとのこと。縁起でもないということでしょうか、今のところ、だれもサインをしてくれません。聞くところによると、団塊世代ですので、私と同じような考えの人間は他にも数多くいるらしく、医学教育に使われる献体の数は十分に足りているのだという。


丸山ワクチンにはガンの周囲をコラーゲンで囲って、まるで蚕のまゆのようになってとじこめ、増殖や転移をしにくくさせるという元川崎医大の木本哲夫教授の説があります。説というより、ネズミの実験では確かめられているのですが、これは人間でも本当にそうなのか、私の身体で確認してもらいたいという気持ちがあります。でも、現在の医学からは丸山ワクチンは見放されているからその願いはたぶん無理でしょう。もっとも、この説が確かであれば、丸山ワクチンを続ければ続けるほど、しっかりとしたコラーゲンの膜がガンの周囲に作られて、そのうちにガン細胞はなだれをうって壊死に向っていくことでしょう。どこまでいっても、それがかすかな期待かもしれません。ところで、低炭水化物食で、絶食療法でガンに対抗するという試みは考えた末に止めることにしました。そんなことで治るくらいならば、先人がとっくの昔に行なっていることでしょう。それに、生理的欲求を我慢するというのは、身体の健康によくありません。できるだけストレスを避けるという安保徹教授の説に従うことにしました。ガンの栄養源を断つということ、ガンも思う以上にやわじゃないというところでしょうか。