にもかかわらず笑う

先週の土曜日、久々に診察を受けに出かけてきました。内視鏡でガンの大きさを確認してもらいました。とうとうぎりぎりのところまで大きくなってきたように感じます。自覚的にも想像できたことですが、あまり信じたくない部分がありました。実際に内視鏡でみると、納得せざるを得ません。患側の耳管は確認できず、そして反対側の耳にも異常があります。耳管開放症というもの、原因ははっきりしませんが、耳管が常時開放していることで、口の中の物音が鼓膜を振動し、うるさく聞こえます。結果、外部の物音も聞き取りにくくなります。開放していることで、感染(中耳炎)のリスクも高くなります。もうこれ以上、腫瘍が大きくなると不愉快さはビークになるでしょう。そのほかの体調は良いのに・・・何らかの対応を考えなくてはなりません。標準治療を受け入れるしか・・・一瞬だけ、そんな考えが浮びました。




カトリックに「希望の祈り」という言葉があるそうです。

神よ、私に変えられないことは、そのまま受け入れる平静さと、変えられることは、すぐにそれを行う勇気と、そして、それらを見分けるための知恵を、どうぞ、お与えください。