きっと治る、ぜったい治すという気持ち

ガンを告げられたときに読んだ石原結實著「ガンにならない食べ方・生き方」を再び読んでみた。


運動を十分にすればガンは防げる。
十分な酸素を身体にとりこみ、体内の老廃物である二酸化炭素を呼気として出すことで、血液の汚れの原因となっている老廃物が燃焼され、血液が浄化する。そうすることで血液の浄化装置であるガンの存在理由がなくなる。運動によってエンドルフィンが分泌されて、ガンの原因でもあるストレスも消失する。

楽天的な人ほどガンにかかりにくい。
ネズミを使った実験では、隔離して「さびしい」というストレスを与えたネズミは、その隔離の回数と頻度に比例してガンにかかる率が高くなるという研究結果。気配り上手で、温和で真面目で、従順、協調的、他人と争うことを避けているタイプの人、感情を抑え忍耐強い人のタイプはガンになりやすいことがわかっている。

ぜったいにガンを治すんだという気持ちがガンを退治する。
ガンは外から入ってきた病原菌で起こったものではなく、自分の身体のなかで自分が作ったものだから自分で治すのだという積極的でポジティブな強い心の態度は、白血球のなかのリンパ球の一種、ナチュラルキラー細胞を増強させてガンに対抗する力をつけてくれる。

明るい気持ちを持つことで血液の汚れがとれる。
笑う門には福来る。笑いはガンをも治す。これは経験則。非常に大事なことは、精神面だけではなく、食生活も含めた生活習慣を変えること、これが自分で治すという作業にあたる。

熱こそ万病の妙薬である。
食べすぎ、肉や精米食の採りすぎ、運動不足、ストレスなどの様々な原因で生じた血液の汚れは「熱」で燃焼して正常化される。体温が上がれば気分も上昇する。気分が良い状態が続いて病気を治す。

断食療法で自然治癒する可能性がある。
病気をしたときに必ずでる症状が2つ。発熱と食欲不振。この2つの症状こそが世界の名医という言葉がある。体力をつけるために少しでも食べなければならないというのは間違った考え。食を拒むのは病気を治す為の一つの反応だ。



ガンを治す為に今行なっていること。告知されたときからの丸山ワクチン。その一年後に始めた玄米菜食。最初は夕食だけを玄米にして、肉を食べることだけを止めてみた。その後一年たって昼食も玄米にして、脂ののった刺身も止めることにした。でも先日はうなぎのひつまぶしを食べた。父の日、その父親が葉っぱだけの食事では悲しすぎると思ったから。そして、固まらない寒天、これはこの先もずっと続けれそうだ。先日に東京の病院に出かけていったときに処方してくれた漢方薬が加わった。もっぱら抗がん剤による体力の低下を補うニンジンが主成分の「人参養栄湯エキス」と「サンソウニン湯エキス」こちらは心身が疲れて眠れないときに処方される漢方薬。考えるとまだまだガンを治す為に最大限の努力をしているとは思えない。