自由葬(無宗教葬)の実際の流れ

日本人の約7割は特定の宗教に関心がないといわれている。クリスマスにはキリストを想い、お正月には神社に参拝に出かける。しかし、人生の最大イベントである結婚式にはお坊さんは呼ばない。キリスト教徒であれば神父さんからの祝福を受けるのに・・・。お坊さんと接触するのはお葬式や法事のときだけというのが70%の日本人の考え方。ここからは、死ぬ時も自由葬でという流れもごく自然のことだと思う。


遺族・参列者着席
 故人の好きだった音楽などをBGMで流すと雰囲気が出る。
開会の辞
 故人の意志でこのような式になったことを説明する。
故人の略歴紹介
 故人のこれまでの生き様を紹介する。ビデオ・スライドを併用しても効果的。
黙祷
 全員にて黙祷の時間を共有する。
追悼のことば
 参列者からのお別れのことばや弔電を紹介する。
献花の儀式
 参列者から用意された一輪の花を献花してもらう。
喪主からのあいさつ
 出席者に対するお礼のことばを述べる。
閉会の辞
 思いでの品々を並べておくのもいいかもしれない。
精進落としのお食事会
 みんなで仲良く、語り合ってほしいね。


最後の締めだけは宗教行事の精進落としで〆てほしいと思う。自由葬のデメリットはマニュアルがないことで進め方に不安が生じること、それには自由葬がメニューにある業者を探すことです。いつも見て参考にしているとのコメントを現役のガン患者さん2人から続けて頂いた後の記事が、再び葬式に関する話題であること、テンションを下げるようで、誠に申し訳ありません。 



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