病院の待合室で感じたこと

待合室を見渡すと、それなりに患者さんで混んではいましたが、花粉症用のゴーグルをしている人は皆無でした。つまり、花粉症の患者さんはこんなところには紹介状を持ってやってこないということです。個人の耳鼻科の段階で大事な患者さんなのでしょう。そして、現在の主治医も3月いっぱいで病院を辞めるそうです。これまでの4年半で3人の主治医が病院を辞めていきました。たぶん、開業するものと思われます。年々、花粉症が拡大一途、しかも治療法というのが対症療法しかないので、患者は期間中はずっと耳鼻科へ通い続けなければなりません。だから、耳鼻科を選んだ医者は先見の明があるものと、いつも感心しています。病院の耳鼻科にかかっているのは、それなりに厳しい状況にある人だけだと思われます。そう思ってあたりを見渡すと、なんとなくそんな気がしてきました。


最近は獣医師を目指す若者の男女比は女性のほうが圧倒的多数を占めるようになっています。それは成績優秀な女性が医師を目指すのではなくて獣医師を目指すようになったからだといわれています。たった一度のミスで人生を棒にふる可能性がある職業より、同じような仕事内容で、それなりの収入が期待できて、しかも感謝される度合いもおなじような獣医師に向うのも先見の明があるというものです。

やっぱり、耳鼻科の医師のほうがいいかも・・・

近い将来に花粉症が克服される日がくるとは思えない。

この場におよんで、こんなくだらないことを思う自分にイエローカード