セカンドオピニオンを聞きに出かけた日

先日の新聞報道によると千葉県の勝浦市の市長さんが肺ガンにより死去されたということ、59歳だとありました。私よりも若い。ニュースの内容によると、今年の2月の市長選挙で当選したばかりで、4月中旬に体調を崩し、5月7日から入院していたという。亡くなられたのが6月12日のことですから、こんなスピードでガンが進行するのかビックリしたしだいです。ともあれ、ご冥福をお祈りします。


振り返って私の場合はガンの告知から3年を経っても、まだ働ける状態にあるのですから、今の体調を本人としては不満に思っていることをあつかましいということかもしれません。1ヶ月ほど前の耳鼻科での診察で徐々にガンが大きくなっていることがわかり、あせってしまったのでしょうか。ネットで上咽頭ガンにはイリジウムによる小線源治療が適応になっているらしいという情報に飛びついてしまい、セカンドオピニオンを申し込んでしまいました。近隣のリンパ節に浸潤が認められおり、3年もなんら治療を行っていないような段階では、患者本人が納得していたとしても試してもらえる可能性は万に一つもありません。考えれば分かること。その後、セカンドオピニオンの予約はキャンセルしました。申し訳ないことをしてしまいました。そのセカンドオピニオンを受けるための費用は時間により1万円〜2万円。標準的な治療法はみずからの考えではっきり断わったにもかかわらず往生際の悪い自分を思ったりもします。


おなじセカンドオピニオンを受けるのであれば、病状が進むにつれて、だんだんと低下するQOLに対処してくれそうな漢方医療を専門にしている医院にしました。健康保険も適応とあります。それについては次回に・・・久しぶりに上京し、ちょっと疲れました。